タイトル | 命を守るマングローブ |
---|---|
監督 | Philipp Danao / Khin Myanmar |
制作国 | ミャンマー |
VDP上映年 | 2014 -人と自然- |
上映分数 | 15min |
使用言語 | ビルマ語 |
字幕 | 英語/日本語 |
タグ | 地域社会, 女性, 環境破壊, 防災 |
作品紹介
ミャンマー北西部に位置するラカイン州の海岸部の村落は、洪水とサイクロンの被害に毎年さらされてきた。そんな同州シットウェの二つの村に、2008年から2011年にかけて10,000本のマングローブが植樹・育成された。NPO Malteser InternationalとMangrove Service Networkが支援したもので、今では5,000人以上の命を守っている。本作では、災害のリスクを軽減する手段としてのマングローブ林修復の重要性、そして共同体を守る環境保全構想において重要な役割を果たす村の女性たちの姿が描かれている。
Philip Danao
監督
フィリピンの開発銀行での勤務を経て、 災害危機管理に関する啓発を行うNPO Asian Disaster Preparedness Center(タイ)、ASEAN事務局(インドネシア)等に勤務。現在は本作品のテーマとなったMalteser Internationalのシットウェプロジェクトのプログラムコーディネーターとしてミャンマーで活動している。
Khin Myanmar
監督
ミャンマー・ヤンゴン出身。ヤンゴン映画学校で映像制作を学び、2011年から監督・編集・プロデューサーとして映像作品を制作している。
監督へのインタビュー
このドキュメンタリーを制作した理由は?
この作品は、ある共同体が環境危機をみつけ、その解決のための具体的なアクションをとった、ひとつの例を描いています。変わり行く気候がもたらす災害被害を減らすために、生態系の修復が重要であることを伝えることができればと思います。 特に、この作品では、異なる集団間のいさかいや安全上の制約がある中でも、良い仕事ができるということを示そうとしました。