山に響くこだま

Echoes from the hill

タイトル山に響くこだま
監督Jirudikal Prasonchoom / Pasit Tandaechanurat
制作国タイ
VDP上映年2014 -人と自然-
上映分数19min
使用言語タイ語/カレン語
字幕英語/日本語
タグカレン族, 先住民, 森林, 環境破壊, 開発

作品紹介

タイ北東部、幹線道路からはるか奥地の電気すら通らない村で暮らす “PgazK’ Nyau”(素朴な人々)と呼ばれるカレン民族の村人たち。自然のなかで、かれらはどのように生き、何を考え、何を信じ、何を守ろうとしているのか。 監督Jirudikal Prasonchoomはそれらを繊細に描き出す。一方、かれらの森を国立公園にし、かれらの土地にダムを建設しようとする政府の思惑も描かれ、周囲の自然との関係のなかで生きる人々と、地域の開発を正当化する政府の手法との対峙が生み出す緊張も描かれている。

Jirudikal Prasonchoom and Pasit Tandaechanurat

監督

ともにタイ・モンクット王工科大学の映像・デジタルメディア学科にて学ぶ大学生。共同で制作したタイのLINEのテレビコマーシャルコンテストで2位に入賞するなど、今後の活躍が期待される。

監督へのインタビュー

このドキュメンタリーを制作した理由は?

自然の価値を伝えたいです。都会の人々だけが恩恵を受ける政府のプロジェクトのために自然に依存した生活をする人々が、難しい状況に置かれています。彼らの声は余りに小さいため、この作品を彼らの声とし、自然が壊されていることを人々に伝えたいと思っています。私達は自然なしには生きられないのですから。

関連作品