INTRODUCTION
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ザ・クリニック
このドキュメンタリーは、45歳になる医者とその患者との関係を描く。主人公の医者は、ミャンマーの社会主義政権下で育ち、医師の教育をうけ、町医者として20年以上患者を診続けてきた。彼のもとにやってくる患者たちはそれぞれに問題を抱え、一方で彼も彼自身の葛藤を抱えている。主人公のジレンマに苦悩する様子に沿ってドキュメンタリーは進んでいく。- 国
- ミャンマー
- 監督
- Aung Min
- 時間
- 20min
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ガラス・マン
カウンテッは20歳の青年だが、身長は110センチ余りしかない。骨粗しょう症に苦しむカウンテッの骨はガラスのようにもろく、生まれてから40回以上も骨折を繰り返してきた。子供のころは外に出るのが怖く、自分の境遇に落ち込むばかりだったが、障がい児の特別支援学校に通い始めてカウンテッは人生への見方と考え方を変える。- 国
- ミャンマー
- 監督
- Zay Yar Aung
- 時間
- 20min
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ゆりかごを求めて
マニラから車とフェリーで6時間、先住民マンギャン族が暮らすミンドロ島。そこでは母親たちは危険をはらむ伝統的な方法で出産をし、現代医学の出産技術に頼るのが容易ではない現実がある。そんななかで、ある単純な発想に基づく解決策が母親たちの死亡率を下げた。- 国
- フィリピン
- 監督
- Jewel Ranier Ocampo
- 時間
- 20min
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老いゆくバンコク
タイにおいても高齢化は大きな問題となりつつあるが、政府は老人福祉に有効な政策をいまだ提示できていない。84歳になる老女ウードはその高齢にもかかわらずひとりで何とか暮らしていかねばならない。かつて62歳まで映画、テレビコマーシャルの女優として活動してきたウードは自立しているようではあるが、図らずもこのドキュメンタリーは彼女の抱える孤独を映し出す。- 国
- タイ
- 監督
- Yanin Pongsuwan
- 時間
- 20min
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雨の日に
ハノイの旧市街、多くの家族が寄り合って住んでいる一本の細い路地に、ある母親と二人の息子たち、上の息子の家族が住んでいる。失うものばかりの人生で、過酷な労働の日々を送ってきた母親だが、老年を迎えてもなお、自身の生活のために、精神障害を抱える息子のためにお茶を売り続ける。- 国
- ベトナム
- 監督
- Nguyen Anh Phong VY
- 時間
- 12min